時事通信と共同通信が正反対の「事実」を報道。東電OL殺人事件のDNA鑑定の報道から、マスコミやソーシャルメディアの「情報」との接し方を学ぶ

 その点でいえば、新聞やテレビの年配の記者さんや編集委員が「インターネットは正しい情報がない」という発言に対しては、おっしゃる通りという意見です。それは新聞やテレビが嘘つきであると同程度にインターネットの世界は嘘をついているだけです。そこには編集がないので、壮大な嘘にまみれていますが、一方で壮大な真実の海でもあります。twitterfacebookなどのSNSはある意味、新聞やテレビの情報以上に私がプロとして投資をする際に役立っています。そこには「編集されていない嘘の海の中にある真実」があるからです。
 嘘があるからダメなのではなく、人間の世界そのもののようにそこには普通に嘘があります。一方で編集されている新聞やテレビに嘘がないかと言えばそうでなくて、結果的に編集方針によって巧みに嘘がばらまかれるだけです。虚飾のある嘘か虚飾のない嘘か。私は、嘘がないというフィクションで組み立てられている大メディアよりも、よく嘘をつくあなたの話やネットの話が大好きです。
時事通信と共同通信が正反対の「事実」を報道。東電OL殺人事件のDNA鑑定の報道から、マスコミやソーシャルメディアの「情報」との接し方を学ぶ | ふっしーのトキドキ投資旬報 | 現代ビジネス [講談社]