ふつうの日記といろんな変化(無職17日目と18日目)

※5月8日に書きました。

 

昨日(5月7日)はブログを書かなかったらよく眠れた。

 

 

5月7日(木)世の中の働くひとたちが、GWが終わって残念な日。

SNSでは仕事がある友人たちがGW最終日を嘆いていて「あぁGW終わるのか」って一瞬思ったけど、すぐにわたしはずっと連休ってことに気付いた。笠市町のイブーに花を買いに行くのが今日の予定。働いていた頃は「やりたいこと」とか「やらなきゃいけないこと」がどんどん積み重なって実現できないことがストレスになっていたけど、いまは「やりたいこと」優先で生活しているから不思議なかんじ。

 

イブーでかわいい花束を作ってもらって、COYAでおやつを買って、かほく市のシオンで母の日のプレゼントを買った。無職だけど好きな人にお花を渡したいし、美味しいコーヒーを飲みたいし、お母さんにとっておきのプレゼントを贈りたい。心の健康を保つためにも消費する体力を残しておきたいと思った。誰かに対して攻撃的にならないために、心が枯れないために、自分の周りを整えるのは大切だと思う。

 

シオンでは赤井さん(饅頭very much)が「choice」というプロジェクトを立ち上げて石川県内の店や人をつないでいる。人と人が会って「つながる」ことは難しい状況だけど、一方、会えなくても絶たれることのないこれまで育ててきた「つながり」があるからこそ、このように実現できることがある。いまの状況において「つながり」がものすごく力を発揮しているように見えた。

 

 

夜、夫が仕事から帰ってくる前に餃子を作る。一気に65個、集中して作った。仕事をしていたときは一人で餃子を包むなんてめんどくさくて仕方がなかったけど、さらっとこういうことできちゃうあたり、やっぱり無職だなと思った。

 

 

 

5月8日(金)

誰かから金曜だよと知らされ、金曜と知る。

元会社の先輩・山本さんがタケノコあげるよ!って連絡をくれて、タケノコ嬉しいし、久しぶりに会いたくて二つ返事で野々市へ。山本さん、リオちゃんと芝生の上でソーシャルディスタンシングでつかの間のおしゃべりをたのしんだ(マスク着用)。

 

学生の頃、平日の昼間に集まって時間を潰すようにだべってる若い人たち(?)を見ながら「あの人たち何してるんだろう」って思ったことがあったけど、いまのわたしたちのような感じだったのかもなって思うと、わたしがいつかどこかで見た風景と同じように、自分もまた誰かが見た風景になりうるんだなと思う。良い天気で、良い昼だった。

 

夕方ピーツの散歩で離れた公園(ちょっと芝生が広い)に連れて行ったら、気が乗らなかったのかだるそうにゆっくり車の周りを6周して「早く帰ろう」ってこっちを見つめてきた。なんとも言えない気持ち。

 

夫が仕事から帰ってくる前に、山本さんからもらった美しいタケノコを使ってたけのこご飯をつくり、タラ(立派なタラが一匹380円で売られていた)の煮つけとあら汁を作って、おいしそうなアスパラを茹でた。それでも何故か二人ともおなかがいっぱいにならなくて、追加で春巻きの皮を使った簡易ピザを作り(居酒屋かよ)、冷凍庫にあった豚肉を茹でて冷しゃぶ風にして食べた。釈然としない夕食だった。

 

 

 

街なかには「マスクあります」とか「デリバリーします」とか「テイクアウトできます」とか看板が掲げられていて、少しの間にずいぶん風景が変わったなあと思う。