ポジティブおばけ

体調を崩してから、難しい本を読んだり難しいことを考えたりするのが、面倒というかつらくなってしまった。体調が悪いということをブログに書くのも憚られた。普段はあまり気にしない「読んだ人がどう受け取るか」ということを気にして、とりあえずブログを書くのをやめておいた。休むということは、時には自分のために良いのかもしれない。なにかをしないと一日を無駄に過ごした気がしてしょうがなかったこれまで、やる気はあっても身体が追い付かないいま、まあ、これでも良いかなと思うしかない。ずっと、自分のことを急かしすぎていたのかもしれない。とりあえず時間はあるので、水出しだったら1リットルに対して2袋必要なルイボスティーを、煮出して作る(1リットル1袋)とか、いわゆる「ていねいな暮らし」を実践してみることにした。それから、最初に書いた「難しいことを考えることがつらい」現象について。特に金沢に引っ越してきてからかなあ、これまで読み物といえば小節派(?)だったのが、ドキュメンタリーとか、ルポとか、そういうものを好むように変わった。最近買った本は、雑誌を除けば社会問題や地球環境などを扱った小難しい本ばっかりだ。そういうものを読むことも、もしかして、どこかでしんどかったのかもしれない。改めて、自分の趣味嗜好というものを見つめ直している。