no stress

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会社員だった頃は、外に出て昼食(って言ってもだいたい15時とか16時)を取るのが息抜きだったのだけど、この頃はコロナで外食もしづらいし、あんまりお金を使いたくもないし、家で作業していてわざわざ外出するのもなあって感じだし(妊婦だから自転車乗れない)、ちょうど良いリフレッシュの仕方が分からなくなっていた。けど今日、ちょっと気分転換したくなったのと、ここ数日の心地の良い秋晴れを満喫しておきたいなあという気持ちがあり、一人でremrefしてきました。理由さえあれば、というか無理矢理にでも理由を作ってケーキを食べたい私。そういえば、ケーキを好きになったきっかがremrefだった。私は家のお風呂じゃなくて銭湯とか温泉のような大浴場が好きで、それこそ会社員だった頃は身体というより気持ちをサッパリさせたいときに、仕事終わりに足を運ぶことが多かった。「怒りながらお風呂に入るひとはいない」(風呂場まで怒りを持ち込む人はいない)がモットー(?)だったのだけど、今日、テラス席でゆっくりとケーキを味わいながら、「怒りながらケーキを食べる人もいないだろうな」と思ったのだった。「息を抜く」って本当に久しぶりの感覚で、焦ったり息苦しくなったりしたときに、いま置かれている「時間の流れ」からとりあえず離れてみることって大切。ショーケースには、このあいだ来たときにはなかった新作があって見ているだけで楽しくて(たったの1、2週間前なのに!)、ナガノパープルのショートケーキはやっぱり美味しくて、外は穏やかだった。remrefがすき。

 

 

ところで、日曜のちきゅうラジオ(NHK)を聴いていたら、面白いエピソードがあったので記録に残しておこうと思う。アフリカ・カーボヴェルデに住む日本人男性が語っていた話。現地ではポルトガル語公用語なんだけど、穏やかな国民性を象徴する、合言葉(口癖)となっている英語があるのだという。その合言葉とは、「no stress」(ストレスを感じるな)。例えば遅刻しそうで焦っている人に対し「no stress」と声をかけたり、食事中になにかをこぼしてしまった人に「no stress」と言うのだそう。この言葉はあまりに広く使われすぎて、遅刻した人が待たせた人に「no stress(イライラするなって!)」と言ったり、ウエイターが客にコーヒーをこぼしたのに、オーナーが出てきて客に「no stress〜(ストレスに感じないで〜)!」って言ったり、もはや日本の「すみません」みたいになっているらしいんだけど、ともあれ、「no stress」が合言葉って素敵と思いませんか。しばらく「no stress」を心がけて生活してみようと思った。