生後十三日目2。
結局、昨日の晩から今日の夜までしくしくメソメソ泣いていた。子どもはかわいい。育児はたのしい。夫は優しく、頼もしい。それでも、どうしても突然変わった生活をつらく感じて涙が出てくることもある。誰が悪いわけでもなく、解決方法もない。落ち着いて何がつらいのかを夫に聞いてもらったら気が楽になった。夫婦で子育てをしている。ひとりで抱え込む必要はない。
夕方、義理のお母さんがだいすきなパティスリーのケーキを持って遊びにきてくれた。私が入院して以来、子との生活リズムが整うまで愛犬を預けているのだけど「会いたくて寂しい」と伝えたところ、夜に「寂しいだなんて、産後鬱なんじゃないか」と心配して電話をくれた。高校生の頃、親が離婚したときに鬱っぽいもの（診断はされていないので本当に鬱だったかどうかはわからない）になったから分かるけど、いまは鬱状態ではないと思う。それでも、心配してくれる人がいるのはありがたい。
泣きすぎて頭痛と吐き気、ゆっくりお風呂に入って気分転換したいところだけど、1ヶ月検診が終わるまで湯船に浸れないのも苦しい。赤ワイン（アルコール入り）を飲みながら搾乳したらリラックスできた。アルコール、少量なら大丈夫とのことなので。
何事も、SNSやネット記事で素人100人の意見を読む（参考にする）よりも、信頼できる専門家を一人見つける方が大切だと思っている。必ずしも、情報は多ければ多い方がいいということではない。臨月に、小児科医の森戸やすみさんを知り彼女の著書を図書館でまとめて借りたのだけど、いま、それらの本にとても助けられている。
