10月20日の日記

滅多にNHK以外のチャンネルを観ないのだけど、テレビで「石川県のみなさ〜ん!」という呼びかけとともにエアコン(暖房)のCMが始まると、ついに冬が始まる気がしてくる。円卓をこたつに衣替えしたら居間が寝室同然になってしまい、いよいよ外に出るのが億劫になってきた。ずっと何かに「つかまって立つ」自主練を続けていた赤ちゃん。そろそろ自力で立ちたくなってきたのか、最近、私の手を慎重に離して、何にも頼らずに両足で立つ状態を数秒間続けられるようになってきた。そして満面の笑み。自分で立てるのが嬉しくて仕方ない様子がすごく可愛い。テンションが上がっているとき、何かに興味を持っているとき、赤ちゃんは全身で表現をする。これくらいの素直さが私も欲しいと思う。全身で怒りや不快を表現されるとうろたえてしまうけど、それでも人が本来持っていのであろう感情豊かな様子は見ていて飽きない。赤ちゃんを連れてずっと楽しみにしていた金沢21世紀美術館の企画展「フェミニズムズ」を観に行った。率直に言って違和感。あまり良く無い意味での違和感があった。でもこの違和感の内容を考えたときに、いろんな理由が思い浮かんで上手に文章にまとまらない。多かれ少なかれフェミニズムに関心があり、この企画展を見た人と意見交換してみたい。家に帰って改めてフライヤーにある紹介文を読んでいたら「日本におけるフェミニズムの表現の一端」という言葉があって、これが一番しっくりきたかも。外に出たついでに倒産した会社のそばにあるパン屋さんに久しぶりに行った。夕方17時に訪れてもいろんな種類のパンがあって、焼き立てのパンまで並んでいる。楽しくなって次々トレーにのせて15 個くらい買ってしまった。帰り道、夫の職場に寄っていくつか渡した。