2022年スノボ日記②

いろいろ思うことがあった木曜(悩んでいた様子は一つ前のブログに…)。二日間ほど立て続けに雪が降っていたこともあり、金曜は仕事するのをやめて家の近くにある市営スキー場に行ってみることにした。メインの上級者向けコースは雪崩の危険で閉鎖していたものの、その他のゲレンデは(のんびり10時過ぎに到着したにもかかわらず)予想通り、コース脇に50〜1メートルくらいの非圧雪ゾーンが。林道はあまりに緩やかで途中から板を担いで歩く苦行があったためすみやかに切り替えて、ひたすら非圧雪に突入。パウパウ言ってるスノーボーダーにはあまりなりたくないんだけど、それでもパウダーは楽しすぎる。波乗りしているような浮遊感、減速せずに思いっきり転んでもフワッとした雪に包み込まれてたちまち雪まみれになる気持ちよさ、何度も同じことを繰り返し遊ぶ子どものように、短いリフトに乗っては降りてパウダーを浴びてというのを2時間ひたすら繰り返した。そうだ、私にとってスノーボードは遊びなのだ。技術や理想の滑りを極めるスキーヤーの夫と違って、私はスノーボードで特に習得したい技術もなければ(そりゃ上手くなりたいけど)大会出場などの目標もない。体力づくりや減量のために行うランニングや暇つぶしにために外を歩くのとは違って、ただ好きで楽しくて遊んでいる、この目的のなさが心地よくて仕方ない。