明け方に夢を見た。約束をしていたのは16時だったのに6時(18時)と勘違いしてしまい、本当は会えるはずだった人に会えない夢。焦って起きて、トイレに貼ってあるカレンダーで医師面談の予約時間を確認する。夫にも確認して、15時だったよね、うん15時だよというやりとりをして安心する。つねに視界に入る場所に予定を掲示しておかないと私は忘れてしまうから、スケジュール帳のほかにカレンダーと、週やその日単位のやるべきことを紙に書いて冷蔵庫の扉やじぶんのスマホに貼っている。予定通りに発達障害支援センターへ行き、石川県でも屈指の発達障害のプロフェッショナルという先生と面談をした。いろんな質問がテンポよく飛んできて、即答したり答えに詰まったりしながら会話のキャッチボールをしていたら、開始30分ほどで「自覚しておられるようにASDの特性がありますね。あとADHDのなかでも衝動性が強いと思います」と断言された。さすが何人もの発達障害者を見ているだけあり、ポイントをよく押さえているというか、無駄のないやりとりと早い判断でちょっと感動。感動っていうのもおかしいかもしれないけど。それから私が発達障害支援センターを訪れたきっかけなどの話をする。明確な基準がないもの、判断が人によるもの、その時々や状況によるようなものが苦手で、時にめちゃくちゃ苦しく感じること。「曖昧なものがつらいんですね」と言われて、私は曖昧なものがつらかったのだと改めて思う。ほんとにヘンな心配性なのだけどzineに「ASDの自覚があり」って書いたくせに診断つかなかったらどうしよ〜なんてちょっと不安になっていたので診断がついて(正式には医師と面談を行ったのは病院ではなく支援センターのため、診断が「つく」という判断をされたという感じ)ホッとした。もう「私は発達障害なのではないか」と思い悩む必要もないしこれでやっと発達障害という概念から完全に解放される感覚。ちなみに「ASDに効果がある薬はなく、 ADHDには薬がある」というのは発達障害界隈でよく知られていること(?)だが、コンサータ以外にも色々薬があるというのが今日の学びで、先生から「あなたはアンテナが高すぎるから、高すぎるアンテナを畳んで普通の高さにしてあげるような薬が向いていると思う」と言われてその絶妙な表現に感心してしまった。ということで、これからももしかしたらお世話になるかもしれないけれど、ひとまず発達障害支援センターは卒業!本当にご苦労さまでした私。
ブログの中で発達障害に触れたものをいくつか挙げておこう。今読み返すと気持ちの揺らぎみたいなものがあらわれていて面白い。