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想像してみる

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Image of Drowned Syrian, Aylan Kurdi, 3, Brings Migrant Crisis Into Focus

“赤いシャツに濃紺のズボンの男の子が、波打ち際で息絶えている。3歳だという。家族とシリアを脱出したが船が沈み、海岸に漂着した様子はあまりにもむごい。画像は欧州などの指導者を動かし、各国は難民受け入れへとにわかに議論を始めた。目にものを見せられてようやく不覚を知り、傍観を省みるこの世界である。
それでは日本に何ができるのか、なおのこと答えが見いだせずもどかしい。しかしこの不条理が刻々と進行中であるのだと、まずは胸に刻まねばなるまい。「わたしにできるのは男の子の叫びを世界に届けることだけだ」とデミアさんは自社のサイトで語っている。あのベトナムからこの中東へ、悲鳴のやまぬ地上を恨む。”
春秋:日本経済新聞



想像してみる。
家族と命からがら逃げ込んだ先で、「移民は受け入れられない」と突き返されたら。
自国の政府による虐殺が4年にもわたって続いているのに、よその国は見て見ぬ振りで自分たちを救ってくれようともしなかったら。
きっと世界を恨むと思う。人生に、世界に失望すると思う。

もしも自分が同じ立場だったら。そう想像してみるだけで、世界は幾分かマシになると思うんだけどなあ。
希望がないと死んでしまうよ。