葦に脳みそがついた

異なる意見が対立する時、必ずしもどちらかが正しくてどちらかは間違っている、ということはないと思う。大切なのはどちらの主張も理解したうえで、自分の考えを持つことだ。なんていうか、福島第一原発事故の時に「健康被害はない」という人がいる一方で「異常な形のひまわりが咲いた」と言う人が居たし、誰かが「原発は環境に優しくてローコストで安全だ」といえば、誰かは「いやいや、建てたのがそもそもの間違い。原発は絶対悪」と言った。自分の意見と反するものや自分の主張に不利になるものを跳ね返すんじゃなくって、まずは双方がお互いの意見に聞く耳を持って、妥協点を探るというか、歩み寄ることが大切。というか、でないと議論にすらならないと思う。