神楽南蛮

神楽南蛮の塩漬けをいただきました。「神楽南蛮」って初めて聞いたのだけど、新潟は南魚沼の夏野菜の一つらしい。(南魚沼の伝統野菜「神楽南蛮」、辛みを活かした“現代風”な楽しみ方 - 新潟県ホームページ)鮮やかな赤色。さぞかし辛いのだろうと思って恐る恐る口にしてみたら、どちらかというとフルーティーで豊かな風味で、じわじわと辛さが伝わってきてとてもおいしい。上越の名産「かんずり」の発酵してないバージョンみたいな感じかな。「ご飯の上にのせて食べると最高。うどん、そばなど無限に使えて、塩辛いので調味料としても優秀!」とおすすめしてもらったので、今日は直球で炊き立てのご飯に乗せて食べました。地場の野菜。いつか誰かが「金沢には有名な“京野菜”のように“加賀野菜”があるでしょう、ブランド化できているのは良いことだよね」と言っていた。新潟で生まれ育ったけれど、これまで新潟の地場野菜を意識したことがなかった。そういえば食用菊(かきのもと)も、黒崎茶豆も新潟の野菜なのだなあ。お手頃価格が売りの全国チェーンのスーパーで少量生産の希少な野菜を見る機会ってほとんどないけれど、土地や風土を窺い知れるような食物のことをもっと知ってみたいと思った。関係ないけど新潟の仕事が欲しい。