日記

zineのいろんなことが気になって一晩に二回も三回も目覚めるから今日こそはしっかり寝たいと思って眠剤を飲んだのに、午前1時頃になって悪夢にうなされて目が覚めた。ピノキオの挿入歌「困ったときには口笛を」をBGMに白人のおじさんが緑色のアメリカ車に乗ってゆっくりゆっくりと追いかけてくる夢で、娘が恐怖のあまり怯えて泣き叫んでいて、母親としては娘のひどく怯えた表情がトラウマ級に苦しかった。その後、二時間ほど眠れなくて気づいたらまた入眠していたのだが、今度は何者かに追われている夢を見た。私と父を本気で殺そうとしている人がいる。必死になって逃げるのだけど、家の外から攻撃されてどんどん家が壊れていく。睡眠導入剤って悪夢を見る副作用とかあるのだろうか。はやくいろんなものから解放されて楽になりたい。ちなみに今週末は新潟に帰って、来週末はひとり東京に行く。東京に行く当初の目的は美術館巡りをすることだったけど、予定を立てて一ヶ月が経ち、だんだんどうでもよくなってきた。3日間、一人を楽しめたらそれでいい。このあいだ雑貨屋さんの店内に併設したキッズスペースで子どもと遊んでいると、娘と似たような背丈の女の子がやってきて、娘が持っていたおもちゃの双眼鏡を指差し「これ貸してよ」と言った。児童館とかに行くと、よく同じようなシーンで「お友だちに貸してあげようね」と声掛けする親を見かけるが、私は二人のやりとりに口を出さず黙って見守ることにした。娘は「娘ちゃんこれで遊んでるから」と言ってはっきり断っていた。いいぞ、娘。譲りたくなかったら譲らなくていい。