夫、朝から遠征スキーのため、いわゆるワンオペレーションの日。そういえば、今日で退院して丸一週間が経った。
午前の部を終えた昼、夫のお弁当と私の夕食のために肉じゃがを作ったんだけど、久しぶりに計量スプーンを手にとって思わず笑ってしまった。大さじ1杯、15mlってこんなに少ないのか。赤子はいま、毎回50〜60mlのおっぱい(ミルク)を飲む。健康管理のために日々のおしっこ、うんち、それから授乳の回数と量を記録しているのだけど、授乳量が前日よりも10ml少ないだけで一気一憂してしまう。授乳中には「あと10ml飲もうよ!」ってふつうに声がけしたり、「あと10ml飲ませないと!」と焦ったりする。大さじスプーンを見て、こんな少量でいちいち落ち込んだり喜んだりしていたのかと思ったら、小さな悩みすぎて笑えた。もう少し肩の力を抜いてもいいのかも。
日々、驚くような回数のおむつ替えをし、火曜に空っぽにしたはずのゴミ箱が金曜にはまた満タンになっている。エコロジストでなくても、これだけ毎日ゴミを出していれば資源やゴミの問題が気になるのは当たり前のことなんじゃないかと思った。こんど書きたい「オムツなし育児」と「布オムツ」のこと。
そのうちちゃんと自分が経験した出産を振り返りたいと思っているんだけど、とりあえず、めちゃくちゃ楽しかった印象が強く残っている。二人目が欲しいとは全く思わないけど、出産をもう一度経験したい気がする。すごい体験だった。夫に「もう一回出産を経験したい」って言ったら、「一人で手一杯だよ」と笑っていた。
生まれたばかりの新生児期、恐らくいちばん大変でいちばん楽しい一ヶ月間なんじゃないかと思う。男性も、せめてこの一ヶ月間だけでも育休を取られればいいのに。っていうか、育休を取らせてくれなかったり、子どもの運動会に休ませてくれなかったり、そんなことを言う会社は時代遅れだから潰れたほうがいいと思う。
夜は退院して以来、初めて号泣。どうも「産後のメンタルが不安定」は本当のようで、一人の時間が全くないこと(赤子から目を離せない、気分転換する余地がない)、身体の痛みを耐えながらの育児・家事(会陰切開だって、縫合しているんだから手術じゃん)、疲れても休めない、いきなり増えた一日7、8回の洗い物(哺乳瓶)で荒れ放題になった手指、いろんなことが一気に押し寄せて、涙が止まらなかった。母親ジェットコースター🎢