五十日目

生後五十日目!娘、よく生きた。

 

今日は一気に150mlのミルクを飲み干した記念日。最近細切れ授乳が多く一度に少量しか飲まない=授乳回数が増える(=その分手が掛かる)ので、夫も私も少々疲れ気味だった。一度にたくさん飲めるようになるといいのだけど。育児をしていると、どうしてもこちらの都合で褒めてしまうことがある。一度にミルクをたくさん飲んでくれると、嬉しくてどうしても「偉いねえ」とか「すごいねえ」とか言ってしまう。でも、一人ひとり胃の大きさは違うし満腹になるタイミングも異なるので、たくさん飲めるのが偉いってわけでも、一度に少量しか飲めないから悪いってわけでもない。以前夫とそういう話をして、じゃあなんて声掛けをしたんだろうって考えたときに「よかったね」だったらいいんじゃないかということになった。いっぱい飲めてよかったね。少なくても良かったね。子がそのときに満足そうにしていれば、それで良いのかなと思う。

 

先日、夫と娘と三人で出かけたときに、夫に赤子を任せてわたしは買い出しに行った。夫に「できればオムツを替えておいて」と伝えて別れたのだけど、オムツ替え台があるのは女性用トイレだけで、男性用トイレにはなかったのでできなかった。オムツ替え台、男女共用トイレとか、多目的トイレに設置してくれればそれで良いんだけどなあ。子どもをトイレ内で座らせておく台とか、オムツ替え台とか、多くの商業施設で女性用トイレにしか備えられていないことが多くて。夫婦で出かけていればまだどうにかなるけど、男性がひとり子連れで出かけたときとか、男性同士のカップルとか、大変なのは想像に難くない。

 

一日のうち、強制的に育児から離れられる時間があるのが有難い。わたしは毎日家事・育児で疲労困憊だけど、夫だって仕事に育児で疲れている。そんななかでも家に滞在している時間は育児を拒まず、私が一人になる時間を作ってくれる夫にいつも感謝している。育児は大変だけど、子を持つ全ての親が同じように苦労している(はず)なかで、それでもちょっと踏ん張って仕事をしてみたり、趣味の時間を確保してみたり、そういうことができれば自分の自信につながるのかなと漠然と思う。来週は出産後、初めての仕事。ぼちぼち頑張りたい。