日記

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16時過ぎ、いつものように犬を連れて卯辰山へ。さすがにこの暑さで私たちのほかに外に出て散歩をしている人はいなかった。犬は排便を済ませたあと足早に車へ戻ろうとしたけどちょうど良い雑草を見つけて一生懸命食んでいた。そのときどこかから猫がやってきてわたしにむかって「んナー」と鳴き、視線を送ってきた。卯辰山に住む猫は何匹かいて、猫が好きだけどおそらく事情があって自宅で飼うことができない人たちがなんにんか、定期的にご飯をあげたり面倒を見たりしている。こんなことを言ったらどうせ変わっていると思われるのだろうけどわたしは動物と会話をしている自覚がある。うちによく遊びにくるカラスのカアちゃん(夫が命名)とも挨拶するしアイコンタクトもするし、動物園に行けばライオンと目で話したりする。卯辰山のカラスとも話す。なにを話しているかといわれたらもちろん人間と同じように具体的になにか話題をあげてコミュニケーションを取っているわけではないが見つめ合うだけで私たちは意思を疎通しているように感じる。動物との、もしくは植物とのコミュニケーションは、本質的には人間同士がコミュニケーションをとるのと同じことで、相手と同じ目線に立つ、相手の言わんとすることを察する、こちらの伝えたいことを伝える、ただそれだけだ。同じ言葉を使って話しているかどうかが違うだけで。