こどもの日。
こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する。
「母に感謝する」だって。知らなかった。
いちおう我が家にも男の子(ビーグル犬4才)がいるので、今年は百均で買った鯉のぼりを飾ってみた。
5月5日は初めて飼った犬の誕生日でもある。
ビック。(これは12歳くらいの頃の写真)
わたしが小学生の頃、お父さんがいきなりビーグルの子犬を連れて帰ってきた。「大きくなるように」的な想いを込めて名付けたはずなんだけど、みんな「ビック」って呼んだり「ビッグ」って呼んだりするから、どっちが正式名称だったのかいまだに自信がない。ちなみにお父さんが誰にも相談せず突然犬を買ってきた理由は「事前に相談したら、家族のみんなに反対されそうだったから」。わたしは幼少期、近所の大型犬に突然飛びつかれたことがきっかけで犬が嫌いになった。お母さんもそれが理由で犬が苦手だった。しかも(?)お父さんは、本当はコーギーが欲しかったのにブリーダーに「白と茶色の犬」と依頼したら、(耳の垂れた)白と茶色の犬がゲージに入れられて尻尾を振って待っていたらしい。めちゃくちゃな話だ。
いきなり始まった犬との暮らしだったけど、一緒に生活するなかで徐々に距離を縮めていき、わたしは犬嫌いを克服した。ビックは驚くほど身体が頑丈な犬で、何を食べてもお腹を壊さなかったし、死ぬときまで、ほとんど動物病院のお世話になることはなかった。よく吠えたけど、とても優しかった。しばらくして一緒に暮らすことになる息子(2匹目に飼った犬)よりも長生きして、約19歳で死んだ。
※ちなみに犬の誕生日って結構適当で、ビックは5月生まれと聞いたから覚えやすくこどもの日ということにしたし、いま飼っているピーツは8月生まれと聞いたから、戦争反対と平和への想いを込めて、8月15日(終戦の日)を誕生日ということになっている。
※5/6追記 このブログを読んだ夫に「いやいや、ピーツの誕生日は血統書に書いてあるよ」と指摘された。わたしの記憶違いだった。
こどもの日を迎えると、ビックのことを思い出す。以上、雑記でした。