染めるかハゲるか

ロックバンドミュージシャン時代、激しい染髪や整髪剤の使用を繰り返したために毛根が死に絶え、30代前半からスキンヘッドを守り続ける夫。今朝、「子どもには髪の毛染めるなって言うよ!将来ハゲるリスクを若いうちから教えてやるんだ!」と意気込んでいたので、「どうせならハゲはなぜ悪いのか、そこからきちんと教えてあげてほしい」と言ったら、「ハゲ自体が悪いのではないが、ハゲにはメリットとデメリットがある。デメリットは、様々なヘアスタイルを楽しめなくなること。メリットは、散髪代がかからないこと。それから男性ホルモンが豊富な(?)ことを外見でアピールできること」と語っていた。一生涯、毛根を守りたいのであれば染髪はほどほどにした方が良いし、別にハゲることに抵抗がなければ、若いうちから染めるなりワックスでギトギトに固めるなり、好きなようにしたら良い。私たちの子供には、親も含め他人から「〇〇しない方がいいよ!」とか、逆に「〇〇した方がいいよ!」と言われたときに、鵜呑みにするのではなく、まずはじめに「なぜだろう?」と疑うクセをつけてもらいたい。…というのを夫に伝えたら、少しめんどくさそうな表情をしていた。夫と子育てを想像するのは楽しい。