九日目

午前、片道1時間かけて黄疸の検診。数値は下がり、体重は増え、院長先生に褒められた。この数日間、夫とよくがんばった。ホッと胸を撫で下ろす。何事もなければ次は一か月検診。

 

私と夫、二人三脚で赤子との生活リズムを掴み、睡眠を確保するタイミングを上手くつかんで、寝る(もしくは休む)時間も増えはじめた。世の中には、どんなものにも「うまく(効率よく)やるためのハウツー」みたいなものがあるんだろうけど、一方で全ての人に当てはまるアドバイスなんてないと思う。私と夫の生活リズムのなかで上手くやっているものを、例えば母から「こうやった方がいい」みたいに言われるのは、正直鬱陶しいなあと思う。例えば「卒乳」。母世代は「遅くとも1歳までには」と言われていたようだけど、いまでは子が欲しがるならいつまでもあげて良いという価値観が広がってきている。常識は時代とともに見直され、アップデートされていく。いまの時代に、私たちに合ったやり方を見つけていきたい。

 

きのう一日活動的だったから会陰切開の傷が痛んで、どうも沐浴をするだけの体力と気力が残っていなかった。ちょうど、世界の子育て事情を調べていたら生後一、二日から毎日沐浴させるのは入浴文化がある日本くらいらしい。それを読んだら、疲れているのに無理をして沐浴するより、今日休んで明日笑顔でお風呂に入れてあげる方がよっぽどいいなと思った。子、おっぱいの飲み方が上手になり、一度にお腹いっぱい飲めるようになり、眠りが深くなった。