赤ちゃんは私たちが笑顔を見せるとつられて笑顔になる。いわゆる社会的微笑というやつなんだろうけど、赤ちゃんの笑っている顔を見るのは本当に幸せで、もっと笑顔になってほしいという思いから、私も夫も、一生懸命赤ちゃんに微笑みかけている。毎日家の中が笑顔大会だ。「あの人のために笑顔でいなくちゃ」なんてシーン、普通に生活していてもそうそうない。赤ちゃんってやっぱりすごいなと改めて思う。赤ちゃんは一ヶ月くらい前から、モノを掴めるようになった。まだ手先が器用じゃないのでオーボールくらいしかしっかり握れないんだけど、こちらがオーボールを差し出すと、しっかり受け取る。まるでコミュニケーションのようで楽しくなる。毎朝、目が覚めると、こちらを見てにっこり笑う。機嫌が良さそうで、嬉しそうな赤ちゃん。夜が明けて再び会えたことを喜んでいるように見える。おかげで私も朝から嬉しい気持ちになる。
ハンバートハンバートの「虎」という曲が好きで、何度も聞いている。
人の胸に届くような そんな歌がつくれたら
人の胸に残るような そんな歌がつくれたら
こんな歌詞を聞くたびに、私は、人の胸に届くようなやさしい文章を書きたいと思う。
