超街なかにある静かな総合病院

子、昨晩37.6度の発熱。先週金曜に鼻水をだらだら垂らしていたので保育園の洗礼を受けて風邪をもらってきたのかなと思っていたけれど、週末で回復したようだったので油断していたらまたぶり返してしまったようだった。今朝、寝起きに測った体温は37.7度。鼻水は粘度が増して黄緑色になっている。保育園に連絡をしてお休みしたら、昼ごろに担任の先生から電話がかかってきた。「園の決まり事でして、熱が完全に下がって24時間経つまでは登園禁止になります。それから、こんな時期ですので、お手数ですが念のためPCR検査か抗原検査を受けてください。結果が分かり次第、またご連絡ください」とのことだった。会社員時代、子どもが熱を出して保育園から連絡があり早退するお母さんたちの姿を「よくあること」として何度も見てきたけれど、他人事じゃなくなってはじめて大変さが分かった。保育園に預けたからといってこれまで通り120%フル稼働ってほぼ無理のような気がする。それに加えて、これまでは風邪症状であれば自宅で安静にしていればよかったものが、コロナ禍のために発熱するたび病院に連れて行ってPCR検査を受けさせなきゃいけないって...。と文句を言っていても仕方がないので普段からお世話になっている小児科医院に検査の有無を問い合わせようとするも臨時休診、もう一つの小さな町医者はPCR検査自体行っていないということで、街の中心部にある総合病院に電話をしてみたところ対応してもらえるということだったのですぐ向かうことに。ちなみにその病院は超街なかにあるのだけど、広い駐車場(無料)を設けているにも関わらず、来院者もまばらで小児科も静かだった。病院も郊外の方が流行るのだろうか。さて、ほとんど待たされることもなく娘の診察の番。鼻に長い棒を突っ込んで痛がる姿は安易に想像できたので、できれば(かわいそうだし)見ないで済むといいなあと思っていたら「お母さんは正面から両手をぎゅっと握ってあげてくださいね」と言われて避けることもできず。子はというと、防護服?に身を包んだ看護師さん二人を遠目に見るやいなや絶叫し、PCR検査で爆発的に泣いて、少し経ったらケロッとしていたけど左の鼻の穴からは鼻水に混じって血が出てきた。40分後、陰性の知らせあり。診察室で風邪の診断を受けて処方箋をもらいほっと胸を撫で下ろすものの「発熱から24時間以上経っていないと、検査でウイルスを検出できないことがある」と教えてもらう。うーん、このタイミングでの検査の必要があったのだろうか。保育園に検査結果を連絡すると、お大事に、と体調を気遣ってくれた。保育園に慣れないまま、慣らし保育が終わる。