いま自分のなかにあるいろんなもやもやがスノボをすれば全て吹っ飛ぶんじゃないかと思ったのが昨日の朝。本当は昨日行きたかったけど細々とやらなきゃいけないことがあり、今日は起きたときから「いくぞ！」モードで、子どもと荷物を担いで車に乗り、とっとと保育園に子を預けて家から車で30分の市営スキー場へ。毎度のことながら近さに驚き、また午前券830円という安さに二度驚く。貴重な地元のスキー場、金沢市民はがんがん利用した方がいい。ちなみに今日は125センチの積雪があり全てのコースが滑走可能でした最高〜！自分用のウェアと板を買ったのはかれこれ6、7年前で、なのに毎年2、3回ほどしか滑らないからちっとも上達しない。初心者コースはさすがに余裕だけど、中・上級者コースはいまだに怖くて、でも年々わずかに上達しているから、本当は恐怖心を乗り越えれば滑られるのもわかってる。毎回自分のなかにある恐怖心との闘いで、あと自分の技術を過大評価するのも危ないけど、みくびってしまうのもよくない。目の前の斜面を滑られるのか、ターンはできるのか。自分にはできないと思っていると挑戦さえできなくて、失敗したところでせいぜい転ぶだけだし、無理だったら尻餅ついて下ってくればいい。わたしはスノボを始めてから一回しか（？）骨折したことなくて人間の骨は意外と丈夫だし、本当は転ぶのだってそんなに痛くない。ということで自分を奮い立たせながら中・上級者コースに何度も挑戦して全身を思い切り動かして風を感じて地形を楽しんで大満足してきた。体を使って遊ぶのは楽しい。スノボ、ささやかな「できた！」が毎回あって楽しいし、自分のなかの恐怖心に打ち勝てたときは嬉しくて、それから自分を信じることがすごく大事、ってなんか松岡修造みたいになってきた。でもスポーツってそういうことなんだと思う。本当はできるのに自分にはできないって決めつけないこと、失敗を怖がって挑戦しないのは勿体ないし、自分が恐れているものは実際はそこまで恐ろしいものでもない。丸一時間滑ったところでかなりスッキリして、早々に切り上げて総湯に寄って帰った。スノボ欲は満たせたけどやっぱり白馬とか行ってガンガン滑りたいなあ〜。
↑スマホのカメラが壊れたままなのでがんばって内側カメラで撮ったゲレンデの風景
↓毎年同じような時期にスノボしたくなるらしい
