日記

夫がきのうとても久しぶりにプールへ泳ぎに行ってきて「めちゃくちゃ良かった」と言っていたのでわたしも忙しくなる前にと今日プールに行ってまいりました、久しぶりの金沢プール。出発前、日々運動を欠かさない夫から「歩いても泳いでもいいからとにかく一時間運動を続けること」とアドバイスをもらい、歩いたり平泳ぎしたりビート板を使ってバタ足したりして言われたとおりに体を動かすこと一時間。終わる頃にはもうへとへとで話すのもつらいくらい全身が疲れた。いつも脳ばかり動かしている私は脳はめちゃくちゃ疲れているのに体が疲れていないから夜になっても眠れないという日がさいきんとくに多くて、それと比べいまはすぐにでも寝たいくらい疲れている。本当に良い疲労感。広い50メートルプールの奥の方のレーンでは団体さんが貸切で楽しく水遊び?をしていたのだけどレギンスの上にショートパンツみたいな水着を着ている女性がいて、こういうの、私が子どもの頃にあったらよかったのにとおもった。中学生の頃は水着になるのが嫌で、新しくスクール水着を買ってもらったにも関わらず毎回「生理」と嘘をついて一度も水泳の授業に参加しなかった。プールで体を動かしながらいろんなことを考えていて思い出したのが妊娠中のこと、夏、プールに入りたくてでも妊娠中にプールって大丈夫なのかしらと悩みツイッターで「妊婦 プール」と調べて情報収集をするつもりが出てきたのは妊婦と思しき腹が膨らんでいる女性をプールで見かけて興奮するといった類のツイートの数々だった。ここ数週間、本当に寝つきが悪くて、仕事のことが気になって夢にも出てくるし入眠も悪いし眠りも浅いって感じだったんだけど、雑誌の制作をしばらく休むと決めてからだいぶ安心して寝られるようになってきた。「安心なぼくらは旅に出ようぜ」とはわたしが一生好きなくるりの歌詞の一節だが、旅しかり、睡眠も、安心じゃないとちゃんとできないよね。私なんか不安が強くて寝室の窓開けたまま眠れないもんなサリン投げ込まれたりしそうで(って想像しちゃって)。

 

追記。パソコンを閉じてから思い出したのだけどブログを書こうと思ったのはプールをあがってから、疲れて自販機で缶ジュース買って飲みながら休んでいたとき、外を歩くプールから帰る子どもたちがパピコ(的なアイス)を片手に楽しそうにしている姿を見て、いいなあと思ったからだった。妊婦の水着姿に興奮する人のことを告発したかったわけでもサリンの恐怖に怯えながら眠っていることを伝えたかったわけでもない。子どもの頃、夏休みは楽しかったしいつも夏休みの終わりは寂しかった。母はよくプールに連れて行ってくれて、友達と一緒に家に帰ってきて、冷房の効いた部屋で「キッズ・ウォー」を観てそして昼寝をして起きたらかき氷を食べるのが定番だった。自分が親になってみて、ワーキングマザーをしながら思うのは「子どもの休日つらいな」ってことなんだけど(子どもが家にいるのがつらいというわけではなく単純に平日働いて休日も休めないというのがけっこうたいへん)、これから娘が小学生、中学生となるなかで、夏休みって楽しいと思ってもらえたら、そんな毎日が過ごせたらいいなと親心ながら思う。