それぞれが見ている世界によって、見える世界は違う。
考える「余裕」がある人と、そうでない人では、まず選び方が違う。
選べるものが違う。
わたしは今回の東京都知事選で小池百合子だけには当選（再選）してほしくないと思っていた。一方で、これまで学ぶ機会に恵まれていて、自由に発言できる環境にいて、生活に不自由していない人たちがＳＮＳで呼びかける「選挙に行こう」、「〇〇候補（百合子以外）に投じよう」というのは、そのメッセージが届く人があまりに限定されているように思えた。
ファッキントランプ（嫌い）が大統領選に当選したことが「想定外」で、トランプに票を投じた人のことが「理解できない」人は、トランプに投票した人の置かれている環境や思考が分かっていない。わたしは２０１６年の大統領選で投票結果を見て、仕事終わりに「Land of Dreams」を聴いて泣きながら（言葉通り泣きながら）家に帰ったのだけど、そのときわたしにはトランプに票を投じた人たちの立場を考える想像力が欠如していたのだと改めて思った。
なんていうか、うまくまとまらないけど、自分と同じ考えを持たない人の考えにも思いを馳せられる人間でありたいと思う。投票して終わり、じゃなくて日常は続くのだから。
余談
おなかの赤ちゃんは、いちごサイズになりました。
