日記

2022年頼むからはやく終わってくれと思いながら、何がそんなに困難だったか振り返ると、主に夫の調子が悪そうなのがかわいそうというか気がかりだった。このあいだ古本なるやの堀田さんに相談に乗ってもらい「しんどいのは、いま自分が置かれている状況、自分のことを受け入れられてないからなのではないか」と言われて、そうか、夫がしんどそうなのは、体調を崩している自分のいまの状況を受け入れられていないからなのかと納得して金沢に戻ってきたのだけど、ここ数日、言われた言葉を思い出し、いまの状況、夫の不調を受け入れられていないのは実は私もなのではないか、心のどこかで「はやく良くなってほしい」と思い、それが無意識のうちにプレッシャーとして夫に伝わっているのではないか、私自身もまた、現状を受け入れられずにしんどくなっているのではないかと気づいた。毎日毎日、よくもこんなに似たようなことをブログに書いているなあと自分でも思うのだけど、考えていることを言葉にすると気持ちが落ち着く。なにかを言い表すために言葉を補ったり、逆に削ったりしていると思考がまとまってくる気がして、これが私にとっての瞑想みたいなものなのだということにする。2022年、最悪の最悪だったかと言うと必ずしもそうではなくて、夫が私にしんどいことを打ち明けてくれたのが本当に良かった、そういう関係性になれて良かったと結婚7?8年目にして思った。まあいろいろあるけれどお互いにとって生きやすい関係性を作り、家族や家がそういう存在になれたら良い。私は今の家族が好きだ。