日記

忘れないうちに忘れないための日記。先週の土曜日、夏葉社の島田潤一郎さんがトークイベントに登壇するということで、ぜひお目にかかりたいと思い夫と娘を誘ってはじめてBOOK DAYとやまへ。私が買った「あしたから出版社」や「本屋で待つ」、「本屋図鑑」などを読んだことのある夫、「ジュンちゃんに会いに行こうぜ!」とノリノリだったものの、当日会場でわたしが「島田さんいたよ、挨拶してきたら」と言ったら恥ずかしがっていた。シャイなんだな。行きは電車、帰りは高速バスでの日帰り旅行、はじめてローカル線に乗って県外までの長い距離を旅した娘はとても楽しそうにしていた。それだけでママは嬉しかった。日曜日のこと。家や自分のお金のいろいろをするのに近所の金融機関まわりをしていたら、最後に訪れた郵便局でATMの上に財布を忘れてきてしまった。「ここに置いたら忘れそうだな」と思っていてまんまと忘れてきた。家に帰りカバンを持って車を降りる際、なんだかカバンが軽いような気がしたけどそのときには財布がないとは思わず。昼過ぎ、娘とふたりで買い物に行くときになってカバンの中身を確認すると財布がない。慌てて郵便局へ向かうもそこに財布はなくて、冷や汗をかきながら警察署に電話をし、財布の特徴を伝えると「届いていますよ、よかったですね」と優しく言われる。誰かの善意や無意識かもしれないけど親切心に生かされているように感じる。