日記

先週木曜にダウンしてほぼ寝たきりの三連休を過ごしいまに至る。はじめは熱中症かと思ったけど熱中症の症状というよりも年に何回かある、日頃の疲れやストレスを見過ごした結果の急激な体調不良。会社員の頃は年に一回決まって大仕事を終えたときなどに急性胃腸炎になって数日間療養みたいなのがお決まりで、子どもが生まれてから仕事をセーブしていたこともあり、子どもから風邪をもらい共倒れすることはあったものの、激しく体調を崩すことはほとんどなかった。自分で言うのもなんだけど今年はすごく仕事をがんばっていて特に春以降なんとなく忙しいなあって状態がずっと続いていて結局こんなことになってしまった。病院で自律神経失調症ですね、と診断されたことは二度三度あり、そういうときは大抵「ストレスですね」「ストレスを溜めすぎないように」なんて言われるのだが、ストレスが原因で体調を崩すひとは、ストレスを溜めない方法がわからないから体調を崩してしまうのではないか?という疑問に答えてくれるお医者さんはまずいない。そういえば6月頃に発達障害の先生(医師)と面談したときに、わたしは自分が疲れていることや、ストレスを感じている、ストレスが溜まっていることに気が付けないから、極限まで耐えてある日突然体調を崩してしまうのだと言われた。自分でもびっくりしたことがあって、たとえば子どもが生まれる前、夫は土曜も働いていたのだが、ひとり暇を持て余した私は一日中家事をしていて、気づけば夕方まで一度も座っていない、ずっと立ちっぱなしで一度も休憩せずに動き続けていたということがあった。買い出し、洗濯、掃除、部屋の片付け、犬の散歩等々。私は細かいことに気がついてしまう特性と、いますぐにそれに取り掛からなくてはいけないとか絶対にそれを放置できない、やり終わるまで落ち着かないみたいな衝動性があって、ふつうの人だったら「疲れたから洗濯物は明日でいいや」とできるのができない。どんなに具合が悪くても、起き上がって洗濯機を回して、その間布団で休んだとて、洗濯機が止まれば体を無理やり起こして洗濯物をていねいにていねいに干すのだ。ツイッター(意地でもツイッターって言い続ける民)で「自律神経失調症」と調べると「HSP(ハイリーセンシティブパーソン)」同じくエセ医学というかスピリチュアルというか眉唾な情報が出てくることが少なくない。自分自身、病院で医師の口から直接「自律神経失調症」と言われてからは症状名なのだと理解するようになったが、以前は気持ちの問題だと思っていた。もう10年くらい前だったと思うが、母と妹が自律神経失調症であると知ったとき(自律神経失調症は症状が継続するというよりも一度なると繰り返すことが多いのだという)、私は「え、気持ちの問題なんじゃないの?」と言ったことがあり、いまでもそのことが忘れられない。自分が放ったことばは自分に返ってくる。