しいたけ占いとか

自称まじで最悪だった2022年、今年が完全に終わるまでは気を抜いてはならないと思っていたのに、夜、私のそばに集まってきた犬と子とスリーショットを撮ろうとしたらiPhoneのカメラが起動しない。何度試してもダメで、いま祈るような気持ちでソフトウェアアップデートをしているんだけどまじで最悪な2022年なのでアップデートがうまくいかずにデータが飛ぶ妄想までしてしまって恐ろしい。残るところあと27時間余、なんとか無事に今年を終えたい。そういえば占いは私の一年をどう預言していたのだろうと思いしいたけ占い(下半期)をチェックすると「蠍座は実行力においても、無限のお節介精神においても、やはりパワーが強い人が多いです。だから、今までの自分の感覚の中で「よかれ」と思ってやってきたことでも、相手を困惑させてしまったりすることも起きやすかったりするのです」とあった。もうやめて、わかってるんだってば〜。まじで他人事なんだけど、好きな人がいて、好きな人も自分のことを好きでいてくれたらそれだけで十分ハッピーなはずなのに、なんでツイてない日とかどうしてもうまくいかない日とか元気が出ない日とか憂鬱な日があるんだろうって思っていた。でもそれって既婚者の私にも言えることで、恋愛結婚して、夫と一緒に暮らしていて、後から家族に迎えた犬と、それに偶然誕生した子どももいて、十分ハッピーなはずなのに、それでも、当たり前だけどツイてない日もどうしてもうまくいかない日も元気が出ない日も憂鬱な日もあるんだよね。誰かが「書くからもっと書きたくなるのだ」というようなことをツイートしていた。食べるからもっと食べたくなるんだろうしセックスするからもっとセックスしたくなるんだろうし読むからもっと読みたくなるのだろう。ブログも毎日更新しているから毎日更新しちゃうんだけど、全て自分のためなので今のところは自分の気が済めばこれで良い。誰かの文章で、明確に分かってもいない誰か(不特定多数)を意識しすぎて当たり障りのないことしか書けなくなっていたり、読者にこう思われたいという書き手の下心が隠しきれなくなっていたりするものが苦手だ。っていうか、それ誰に向けた文章?と思う。一方で自分から生まれる言葉を、残したい、伝えたいという衝動に駆られて書いている文章は好き。個人的でいいし主観的でいい、誰かに向けた言葉じゃなくても読んだ人は勝手に受け取るし、届かない人には、ちゃんと届かない(ということを点滅社のnote「青春とは復讐です」を読んで思った)。知らない誰かを想像して何かを書くことはできない。余談だけど幸せとか幸福とかしか書かないような人は信用ならない。「中野正彦の昭和九十二年」を読んでいる。ツイッターでの告発(?)から回収までの騒動を見ていて気になったことはいくつかあるけど、私は最初にイーストプレスの編集者がツイッターで告発した際に、本の中身も知らずに「連帯します」と言っている人たちの滑稽さが忘れられないし、その後、社の判断で回収がなされた際に、件の編集者が「連帯します」と表明してくれた(?)人たちに対して何も説明をしないその無責任さにも驚いた。このやりとりを見ていたせいで、インターネット上でよく見かける「連帯します」の大半が信じられなくなった。何かを盲信的に崇めることこそが危ういのではないか。なんか無事アップデート終わってたけどカメラは相変わらず起動しなかったのでもう諦めます。んーーー。ちなみにしいたけ占いの最後の段落には、このようなことが書かれていた。「人間関係とか、義理人情とか、責務とか、いろいろなものに囲まれ、あなたはちゃんとその世界の中で自分の役割をまっとうしてきました。だからこそ、2022年下半期は裸に戻っていきたいです。裸族に帰りたい。自然でも、食べ物でも、お店でも、場所でも、こんな言い方、あなたにしか伝わらないけど、「裸性」のあるものをぜひ発掘していって。大きな声では言えませんが、蠍座はやはり第六感的なものを持っている人が多いです。「まだ物事が形や姿として表れていない、事前の兆候や情報を読み解く」、そういう独自の技術を持っている人が多いのです。だから、あなたは「この人何かある」と見抜くし、弱っている人のそばにいてあげることもする。そんなあなたにとって「自分のために生きる」というのは、最初は難しいかもしれません。「何かしてあげるのは得意。皆のために、気づいていくのは得意。でも、自分が何をしたいかって、そんなのいきなり言われても」と、困惑してしまう人も出てくると思います。でも、「何をして良いかわからない。うーん、困った。とりあえず今日はゆっくりしよう」とか、それぐらいのレベルで良いです。多少、周りに迷惑を掛けても、自分のわがままを優先していっちゃう。そして、迷惑を掛けたら「ごめんね~」と謝る。そういう緩い関係をつくり上げ、どんどん自分のやっていきたいことに火をつけていってくださいね。2022年下半期は、あなたが関係していきたいものだけ、友達になれる事象とだけ付き合っていってくださいね。あとのことは、「今の自分にできる範囲だけ」でいいんですからね!」ふつうに泣いちゃう蠍座女(32)。2022年決してやり直したくないが、このマインドをもって2023年に向かいたい気がする。